SENSATIONAL Design谷口謙吾 自叙伝

カナオ11 3章 Instagram付き、LINE付きQRコード

その後も、わたしは幾度となく父子家庭自営の昼ごはんの為、
昼下がりのコンビニに出向くのだが

この頃、わたしは仕事の疲れが出て疲れていた。
目の前にいるハズのカナオにさえ気が配れずにいた。

そんな折、わたしが奥の別のレジの前で
珍しく食事なんてどうでもいい気分でチーズバーガーとドックパンとおにぎりを
手にして再び入り口付近のカナオがいるレジまで
無意識に歩いて行き

買い物を済ますと

奥の別のレジにいた先輩が
『カナオ、行っちゃいなよ!
あの人疲れてるよ、だってジャンクフードを
食べたい気持ちって分かるもん』と

カナオに大きな耳打ちをする。

そう、わたしは、カナオとコンビニ内で
ブリーチ剤を一緒について探して回った時

そのどさくさに紛れて
グラフィックデザイナー最強の武器?である

LINE、インスタのQRコード付きの名刺を
カナオに手渡しているのだ…

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