SENSATIONAL Design谷口謙吾 自叙伝

カナオ11. 8章 そして、いよいよ夏がやってきた

カナオの年齢は未だに不明だった。
21、22と言えばその頃に見えたし
15、16と言えばそのくらいにも見えた。

そんな夏、社用車を大きな車セレナに乗り換えたわたしは
なかなか大きな気分でいた。

ある日、案件を一件、仕上げたわたしは
上機嫌でそのいつものコンビニを訪れ

ぷりっとしたちっちゃな先輩に『皆んなで海に遊びに行きましょうか?』
などとおどけて言ってみた。

するとぷりっとしたちっちゃな先輩は
『良いですねー!』と

あれ…

次の日もカナオがいたので

『皆んなで海に遊びに行こうか?』
と尋ねてみる。

するとカナオから『良いですねー』

あれ??

 

いいのかな??

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