わたしは、そこのコンビニに毎回タバコを買いに
行く。
なぜかと言うと笑顔の溢れる気持ちの良いコンビニ
だからだ。
それと、最初の頃は、2個ずつタバコを買っていた
わたしだったが、
忙しさと余計なコンビニでの買い物を避けるために
カートン買いをすることにしていた。
店長さんもわたしが、その銘柄のそのタバコを
買うのを覚えていてくれてるかのように
いつも用意していてくれた。
カナオはカートンの棚の上にあるタバコを取る時に
他の皆とは同じように、踏み台は使わない。
そのまま、かかとを上げて、わたしに持って来てくれる。
そんな日が、続いて、わたしがいつも恒例の何週かぶりのタバコ買いに行った時
カナオが私服で同僚と話しをしていた。
こっちには、気づいていないようである。
いつも見られる立場のわたしは、たまには
こちらからカナオの観察してみようと思い。
黙ったまま、暫くカナオを観察することにした。
カナオは、友達とぺちゃくちゃ元気良く喋っていた。
そう言えば、カナオって幾つなんだろう???
それは、前々からの疑問ではあったが
女性に年齢を聞くワケにもいかず
幾つでもいいかなどと言う考えから
気にしたいなかった。
その時、カナオがJT銘柄のメンソールを2個
同僚に注文したので、あぁ、20才は超えてるのかな
と勝手な想像をした。