SENSATIONAL Design谷口謙吾 自叙伝

カナオ11. 7章 彼女との距離

それからというもの
わたしの評判はそのコンビニ内においては少し評価が上がっていた。
久々に昼間のいつものパンを買いに行くと

優しい顔の店員さんから、『この前は美味しいものをありがとうございました』や

久々見たカナオの目もにこやかな目で笑っていた。

 

それからは、急に距離が縮まったかのように
この前の金髪ブリーチを探して貰ったカナオを
始め店員さんとのコニュニケーションが生まれた。

わたしが、コンビニに行くと2人の店員さん達は
上手くカナオの方にわたしが行くように
お客さんを捌き、わたしもカナオの方に並びやすいように動いたかのようだった。

そして、時としてふざけてと言っても、結構勇気がいるのだが、わたしがTikTokなどで見たことのあるような
わたしのお昼ごはんと供に女の子の好きそうな美味しそうなお菓子も選んで買っておき

レジの時に、『あ!これはカナオさんにプレゼント』と
選んだ美味しいお菓子をプレゼントしたりなんかした。

そんな日が続いていた頃
あの頃の事件が勃発したのだ。

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