SENSATIONAL Design谷口謙吾 自叙伝

電影熟女 『其の漆』『しち』図書館のコーナー

その後も、私たちはLINEを中心に時々外であったりしながら仲を深め

朝起きてはLINE、おやすみ前までLINE

仕事中に、LINEしながら仕事して

『今から、サッカーの練習をするね』
『今から、仕事するね』

と全てを報告しながらの一種のLINE中毒のような
LINEのしかたを2人揃ってしていた。

そして、何かモノを渡す用事や、どこか同じ場所に行く用事に事つけて
何かしらの理由をつけて会うようになって行った。

ある日、相手が子供を連れて図書館に行くという話の中で
ひちゃこが『今日は会えないかもよ』言った。

『図書館に来る理由があれば来れば』
と彼女はわたしに言って

わたしはそれに乗っかって

普段から、自らも図書館に顔を出す私は
その話に乗っかって

図書館へと向かった。

図書館に子ども達の数名を連れてきている彼女と
最初、どうやって会ったらいいのか分からなかった
私だったが、

とりあえずは、行動、図書館へと向かった。

どうやら図書館に着くと私の方が早かったらしく
しばらく、自分の本をあちこちと探していると

ひちゃこが来た!なぜだか館内の雰囲気で分かったのだ。

『今、いる?』とひちゃこからLINEがくる。
『奥のデザインコーナー』にいるよとわたし。

『わたしは児童書コーナーにいるよ』とひちゃこ
『そっちには行きにくいよ』とわたし

後から、時間の空きを見て来ることを告げた彼女は
しばらくして、こっちに1番小さな子を連れてやってきた。

子どもがよそ見している隙によそよそしく手を振ってくる。
私もサッと振り返す。

そして、同じ空気内を楽しみつつ
もどかしい思いの中時間が過ぎていく。

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